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イベント情報
実行委員会ニュース No. 2 (2006.09.25)
「君が代」強制違憲判決をバネに
10・1 講演会を成功させましょう (2006.9.23)

もう一声、あと一まわりの参加呼びかけを 
 
事務局長  下 雅( 九州東海大学 )

 もうご存知ですよね―「入学式や卒業式で日の丸に向かい起立させ、君が代を歌わせる」東京都教委通達は憲法と教育基本法に違反し、教職員に「懲戒処分等をしてはならない」という 東京地裁判決 (21日)です。
  「日の丸・君が代」が戦前「皇国思想や軍国主義思想の精神的支柱として用いられてきたことがあるのは否定し難い歴史的事実」と断じ、これらを強制する通達や職務命令は、「教育基本法が規定する『不当な支配』に該当し違法」であり、反対する「少数者の思想良心の自由を侵害し、行き過ぎた措置」だと明快に論じています。
  秋晴れのようにさわやかな、久々の画期的判決です。安倍新政権には“痛打のはなむけ”となりました。来週からはじまる国会での教育基本法の論戦にも影響を与えること間違いありません。
  しかし、 最後まで油断は禁物 。「兜 (かぶと) の緒」をしっかり締めて、“基本法改悪 NO! ―政府法案は廃案しかない”の声と取り組みをつよめましょう。熊本では「10・1堀尾講演会」の成否が願いをかなえるカギをにぎっています。
  堀尾先生は、上記法廷でも「教師と子どもたちに国歌斉唱の義務はない」と行政介入の不当性を証言し、裁判の行方をリードしてきた研究者でもあります (著者最新刊『 教育に強制はなじまない 』大月書店、本年8月) 。ニュース前号で仲田実行委員長も述べたように、今これ以上ふさわしい講師はいません。

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★第 2 回実行委員会

9月20日、大江市民センターで開きました。出席した各界各層からの個性的な14人は、「なんとしても集会成功を」の思いを確かめあいました。

●発行: 実行委員会事務局
TEL/FAX  096− 385-1696 (浦崎)
E-mail urasaki1@yahoo.co.jp

☆ 「教育基本法と私」、その「改正」への思い、また今回の講演会への期待など、みなさんの声をお寄せください。

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論議では、堀尾先生の魅力をひろく伝えていくこと、“前座”で出演が決まった管楽器アンサンブル「かあちゃんず」への期待、同会場で開かれる (13:30〜15:40) 「子育て・教育 九条の会」発足と相乗効果で成功させることなどを語り合い、当日の役割分担を決めたのち、以下のような点を申し合わせました。

●「託児あり」と「会場に駐車場なし。県立劇場も満車のおそれ。公共交通のご利用を」のアナウンスをひろく。
● 当日は堀尾先生の本のサインセールもします。
事前準備 は、当日の 正午から会場で 1時間程度。各団体からの行事案内チラシなど( 250 部ご用意を)を持ち寄り、みんなで袋詰め作業をします。ご協力ください。
● 講演会終了後19時より、子飼橋手前(大江川鶴)のうたごえ喫茶「ふらっと」で 「堀尾先生を囲む会」 をやります(会費: 2000 円予定)。ご希望の方は実行委員会までご 予約 をお願いします。 

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参加者目標…200名!

   手さぐりと手づくりの短期決戦で、達成のためには 相当のがんばりが必要です(マジ…) 。赤字を出してはなりません。事前にチケットを買っていただき、手がたく参加者をひろげてください。

★ 確実に積み上げ、笑顔で当日を迎えるために、実行委員は 各自@10人以上の参加確認 を名前でとり、当日までの以下 3 回の集約日に、電話・ FAX ・メールいずれかで報告をお願いします。

    ◇第一次   23日(土)
   
◇第二次   26日(火)
   
◇第三次   29日(金) =最終
      → 連絡先: 山下事務局長

TEL/FAX. 096−368−8789
ケイタイ 090−9070−5552
メール   myamas910i@yahoo.co.jp

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呼びかけ人のみなさんに最後の訴え!

 10・1 堀尾講演会まで、あと1週間となりました。ここ数か月の間に教育基本法「改正」問題への関心も急速に高まっています。各地のどの集会も、会場にあふれんばかりの参加者です。ここにきて「9・21 判決」がタイムリーに出され、私たちには追い風となっています。 けれども、1面に書きましたように、国会での成り行きは予断を許しません。なんといっても、国民の声とたたかいがものをいいます。
  呼びかけ人のみなさんお一人おひとりの、毎日のご尽力が必要です。つきましては、ご本人が来場されることはもちろん、 まわりの方 3 人以上をさそって 来て くださるよう、勝手なお願いでまことに恐縮ですが、心よりお訴えするものです。

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講師 の 堀尾輝久先生ってどんな人 ?
  木村浩則
( 熊本大学教育学部 )

 東京大学名誉教授、元日本学術会議会員、元日本教育学会会長、元日本教育法学会会長、民主教育研究所代表、 1994 年パルム・アカデミック賞(フランス政府)受賞。

これらの肩書き・経歴から近寄りがたい印象を持たれる方も多いにちがいない。そう、たしかにすごい人なのだ。 20 代で著した博士論文『現代教育の思想と構造』 ( 岩波書店 ) で展開された「国民の教育権論」は、あの有名な家永教科書訴訟の杉本判決に多大な影響を与えた。また教育学の世界において、先生の理論が日本の戦後教育学を代表するものであることは、 ( 批判者も含めて ) 衆目の一致するところである。しかし、他の「偉い学者先生」と異なるのは、常に民衆の立場にたち、民主的な教育研究運動の発展に貢献されてきた点である。教職員組合運動、教科書裁判、子どもの権利条約の推進などの民主的教育運動と連帯しつつ、憲法 = 教育基本法の民主的原則を支え、発展させることに尽力されてきた。最近では、衆議院教育基本法特別委員会での参考人として教育基本法の意義を論じ、日本教育学会歴代会長とともに「 教育基本法改正継続審議に向けての見解と要望」を公表した。
  他方で、その肩書きや経歴に似合わずとても気さくな人柄の方である。趣味は、水泳・歌・乗馬など。海外に行くときは必ず水泳パンツ持参、テームズ河で泳いだという「武勇伝」がある。歌のレパートリーは、ドイツ・リート、シャンソン、ロシア民謡、日本民謡と多彩。もちろん原語で歌われる。懇親会でその抜群の歌唱力をご披露いただく予定なのでお楽しみに。馬好きは、軍の獣医だったお父さんの影響のようで、写真で拝見した乗馬姿は実に颯爽としてさまになっていた。余談だが、お兄さんは、相撲中継でおなじみの杉山邦博・元 NHK アナウンサー、奥さんの堀尾真紀子さんは、 NHK 「日曜美術館」の司会でも知られる画家であり大学教授である。お二人の出会いは、堀尾青年が、東大赤門で写生をしていた芸大生の真紀子さんに声をかけた ( ナンパした ) のがきっかけらしい。しかし、これはあくまで学生の間でささやかれていた噂である。今度、ご本人に確認したいと思っている。

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教育基本法も世界遺産に
 
たつみや (副実行委員長/児童文学作家)

 このタイトルはもちろん、私が尊敬する思想家・中沢新一と、超人気お笑いコンビ『爆笑問題』の太田光との対談本『憲法九条を世界遺産に』(集英社新書)のパクリです。
  奇しくも、この原稿を書くハメになった今日という日は、『仁義なき戦い』に勝利して日本の政界を席巻された小泉氏の、ご舎弟中のご長男格であらせられる安倍晋三若頭閣下が、無事『自民党総裁』襲名を果たされた記念すべき日でありまして……安倍総裁の総理就任の暁には、教育基本法の改変が具体化することになりましょう。
  世はいよいよ末法も末期の様相を露わにし始めておりますが、いまここでギブアップしてしまっては、世界史上まれなる平和と繁栄をほしいままにしてきた『奇跡の超大国』日本は終わる。
  そうした危機感を持ちまして、人類の理想を具現した空前の傑作法と言われる日本国憲法とともに、恒久平和を支える人材の育成に必要な理念を掲げた『教育基本法』もまた、日本国民の至宝として守っていかなくてはならないと固く決意しているところです。
  私の教育論は、拙作『裔 (すえ) を継ぐ者』にその一端を盛り込んでおりますが、とにもかくにも、教育基本法改変論者がもくろんでいるような「おとなにとって都合のよい子」「国にとって都合のよい人々」を作り出すためのシステムへと日本の公教育を堕落させてはなりません。
  教育基本法は理念法であるがゆえに、建前として棚上げされて、為政者の恣意による便法のみがまかり通るといった運用をされ続けてきましたが、たとえ棚上げされていても、成文化された『理念』が厳然と存在することの意義は大きいのです。
  そうした理想を手放した時代の一員という汚名をかぶりたくない、というのは太田光氏の弁ですが、私もまったく同感です。

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